# 高専生のためのSlack ## はじめに Slackとは、現在多くのエンジニアや大学生などの間で使われているコミュニケーションツールです。今回のZENPENでは、このSlackで情報共有を行っていきます! 初めてのツールを使うときは誰しも戸惑うものです。これから、皆さんがZENPENにおいて快適にSlackを使えるように、皆さんが慣れ親しんでいるであろうLINEと比較しながら解説していきます。 ## Slackのはじめ方 まずは、Slackの登録方法から解説します。 はじめに、下のリンクをクリックします。これは今回のZENPENのために作成した招待リンクなので、絶対に関係ない人には共有しないでください。 https://join.slack.com/t/zenpenhokkaido-1st/shared_invite/enQtOTA5MDYzNjU2Mzg2LTRiZDNkOGQ0N2MwYTk2NGRjNjliZjBiZTA0ZGJiZDEwNzMyYjRlNGE0NWI0N2FjODdkNDQyNWY4NDU2YzBkYTg すると、メールアドレスを入力する欄が出てきます。使用したいアドレスを入れて決定を押すと、そのアドレス宛てに確認用メールが届きます。 ![](https://i.imgur.com/Ca2AxKS.png) その後、Slack内でのアカウント名と以降のログインのためのパスワードを設定します。これらは後程変更できます。 アカウント名は **「(ハンドルネーム)[高専名+4月からの学年]」** (例:高専太郎[ZENPEN高専5年])にするようにお願いします。 これであなたもSlackerです!ようこそ!!! プロフィールの設定などは、左上(スマホ等なら右上)にある自分の名前を押して「プロフィール&アカウント」から行ってください。デフォルトだとわかりにくいので、好きな画像を設定することをお勧めします。 ## Slackの機能紹介 Slackには大きく分けて2つの機能があります。「チャンネル」と「DM」です。LINEに例えると、それぞれグループと個人チャットのようなものです。 ### チャンネル まずは主な用途である「チャンネル」について説明します。チャンネルは、話題ごとに分かれたグループチャットです。公開されているチャンネルならいくつでも自由に参加可能で、新しいチャンネルを作成することも可能です。 ![](https://i.imgur.com/7e9fVSy.png) チャンネルがグループLINEより<span style="color: red; ">優れている点</span>として、参加以前の会話の履歴を見ることができるという点にあります。会話の流れを途中からでも確認可能で、以前交わされた有益な情報交換はチャンネルに参加した人なら全員が見れます。 また、未読メッセージがあるチャンネル名は白い太字になって一覧の上方に固まるのでわかりやすいです。 **新しくチャンネルに参加するには、左側の「チャンネル」を押すとチャンネルの一覧が表示されるため、そこから参加したいチャンネルを選んで参加できます。** あらかじめ運営側で大学名のチャンネルをいくつか作成しておきます。志望校や過去問傾向の似ている大学などのチャンネルに参加し、情報共有を行うと良いでしょう。 ワークスペースによってチャンネルの用途は違いますが、今回の編入説明会におけるチャンネルの使い分けについて説明しておきます。 * #general * 公式の決定や重要な情報を告知するためのチャンネル。通知は見逃さないようにしましょう。全員に向けて聞いておくべきことなどもここで。 * #random * 雑談に使うチャンネル。全員に向けて質問したいが、#generalでするほど重要度が高くないような気がするものなどはここでするといいです。 * 大学名のチャンネル * 志望校や気になる大学のチャンネルに参加し、情報共有や先輩に質問などしましょう。編入生は忙しかったりで答えてくれない場合もありますが悪しからず……メインは受験生の情報共有です。 ### メンション もう1つの<span style="color: red; ">優れている点</span>として、基本的には通知が来ないという点があります。さらばグループLINEをミュートしていた日々! しかし、ある個人や全員に確認してほしい情報があったとき、どうすればいいのでしょう?そんな時に使える機能が「メンション」です。 多く使われるメンション方法は以下の2つです。 * @channel * そのチャンネルに所属している全員に通知する。 * @ユーザー名 * 特定の個人に通知する。 ![](https://i.imgur.com/duomonP.png) **これめちゃめちゃ大事です。** 前述の通り、Slackは基本的に通知が来ないので、これらによって通知が来たら「おっ、重要な告知かな」と思うようにしてください。 <span style="color: red; ">**運営の@channelは見逃さないようにしてください。**</span>基本的には#generalで行われます。 通知がうるさい、自分は決して通知されたくないという人は、チャンネル名の右側にある歯車ボタンから、「通知設定」または「#hogehogeをミュートする」で通知をオフにすることができます。ミュートしてしまうと未読メッセージの有無もわからなくなるのであまりお勧めしません。 ### スレッド もしLINEグループで過去問などの分からない部分を質問した時、永遠に議論が続いて本質が分からない時があります。 しかしSlackなら安心!スレッドという機能を使えばチャンネルを荒らすことなく議論ができます。 チャンネルに投稿したメッセージにカーソルを合わせる(スマホならタップして開く)とメッセージっぽいアイコンが出てきます。そこを押すとスレッドという形で会話をつなげるとこができます。感覚としてはTwitterのリプライが近いかもしれません。 議論の結論や、多くの人にも見てほしい情報などは「以下にも投稿する」にチェックマークを入れることで共有可能です。 ![](https://i.imgur.com/s52aaqm.png) ### リアクション ここまでの説明で、何か堅苦しいツールのように感じている人も多いのではないでしょうか?全然そんなことありません。これからSlackのユーモアあふれる部分について説明していきます。 皆さんはLINEを使用していて、「スタンプごちゃごちゃし過ぎでは?簡素でいいのだが」「スタンプ自作してぇ~~~」となったことはありませんか?Slackにはそのどちらもを叶えてくれる「リアクション」というものがあります。 ![](https://i.imgur.com/ovK1vm9.png) 治安最悪ですが、リアクションの使い方のお手本です。発言にカーソルを合わせるか、長押しした場合に顔のマークに+をつけたようなアイコンが出てきます。(上図右下のアイコン)これを押しと、発言にリアクションをつけることができます。いろいろ押してコミュニケーションを活発化しましょう!!! 新しいリアクションは随時追加可能です。詳しくは以下の記事を読むと良いでしょう。**治安は適度に悪い方がいい、わかる。** [Slackにカスタム絵文字を追加して社内コミュニケーションを楽しもう!](https://tonari-it.com/slack-add-custom-emoji/) 発言の中に埋め込むこともできます。上の画像の発言はすべてリアクションで構成されています。「:」を打ってリアクション名を続けると下図のように色々出てきます。 ![](https://i.imgur.com/8YN9WNU.png) 「送信」のすぐ左にある顔文字を押して一覧から選ぶこともできます。 ### DM LINEの個人チャットに近いもので、第三者に見られない会話ができます。個人に向けて見られたくないメッセージを送る場合などに用いるといいでしょう。「チャンネル」等があるメニュータブの「ダイレクトメッセージ」から選択できます。 ## 最後に 簡単にですが、以上でSlackの説明を終わります。ここまでお疲れさまでした。 まとめると、「1つのコミュニティで目的に合った複数のチャンネルを乱立できる」「通知の有無を発言時に選べる」「りあくしょんたのしい(小並感)」がメリットですかね。今回のZENPENで、志望大学が同じ仲間と活発にコミュニケーションをとるためには最適のツールだと考えています。どしどし活用してくださいね! ここで説明しきれなかった情報は公式のQ&Aを確認してください! **[Slack の使い方](https://slack.com/intl/ja-jp/help/categories/200111606)**