# 自分を操る超集中力 : メンタリストDAIGO ## 第1章 集中力を自在に操る3つのルール ### ルール1:集中力の高い人は、鍛え方を知っている - 集中力=ウィルパワー(前頭葉) + 前頭葉は思考や感情をコントロールする + 判断や選択するとウィルパワーは消費される + ウィルパワーは一つしかない + 何をしても同じ源泉から消費する - ウィルパワーを鍛えるには、下記のいずれか + ①ウィルパワーの総量を増やす + ②ウィルパワーの消費量を減らす - 消費量の減らし方 + 我慢するにもウィルパワーは消費される + 習慣化 * 無意識の行動になると、小脳が主に使われるようになり回避できる * 即決できる仕組みを作るのがよい + バッチ処理化 * 細かな仕事はまとめて最後に、時間を決めて実施する - 総量の増やし方 + セルフモニタリング効果 * 自分の行動を客観的に見て評価し、そこから生じる達成感や反省によって行動をさらに強化できる ### ルール2:集中力の高い人は、実は長時間集中していない - 鍛えられた人で120分が限界 - 短時間で区切る + 疲れが溜まりにくい + 時間管理がしやすい + 途中で終わり、焦らし効果がある - 途中で止めても脳は考え続ける - 見込み時間がオーバーするのは、集中力が続くと勘違いしているから - パーキンソンの法則 + 仕事は割当てた時間に応じて複雑なものへと膨れ上がる + 時間があると試行錯誤してしまい、60点でよいのに100点を目指して間に合わないなど - 仕事×時間が決まる -> 選択肢が絞られる -> 集中力が増す ### ルール3:集中力の高い人は、疲れを脳でコントロールしている - 「疲れているから、集中できない」は錯覚 - 脳が防衛本能で勝手に「限界」とブレーキ - トレーニングは暗示の一種でブレーキを緩める - プライミング効果 + 暗示が脳に与える力は強大 + 「集中を保つことができた」と記録する + 作業環境と集中できた時間を記録するとよい ## 第2章:高い集中力を生み出す7つのエンジン ### エンジン1:場所 - 色彩心理学 + 水色は集中力を高め、体感時間を短くする + 赤色は闘争心をかき立てる + 黄色は注意力を喚起 + 緑色はリラックスする - モノを片づける + 集中し始める時に、より多くのウィルパワーを使う + 周りにモノがある->扁桃体が反応する - 鏡を置く + 今の自分と理想の自分を比べて、 + 理想の自分に近づけようし、 + 自己認識力が高まる + プライミング効果も期待できる - 天井を高くする、低くする + 高くすると、アイデアが生み出しやすくなる + 青空の下を散歩するのもあり + 低くすると、細かな作業に集中しやすい - 光 + ブルーライト * 集中力、分析能力、思考力を高める * 寝る前に浴びると睡眠の質が低下 * 昼食後は集中力を保てる * 心理的回転能力(頭で立体イメージ)が増す + 黄色い光 * クリエイティビティがアップ * 薄暗いと意識がぼんやりした状態になる - 音 + カフェくらいのうるさい場所の方がアイデアが出る + なにかをインプットする作業は静かな場所が適してる ### エンジン2:姿勢 - 血流をよくする + 前頭葉のエネルギー源はブドウ糖と酸素 + このは2つを脳に送り続けるのは血液 + 脳には全血液の15%が集まっている + 姿勢が悪いと血流もわるくなり、あくびが出たり、集中力が低下する + 姿勢が良くなると、前頭葉も活性化される + 横隔膜などが正常に働き、呼吸がよくなり、前頭葉に多くの酸素が送り込まれるため - 正しい座り方 + ×:背中が丸まっている + ×:片肘をついている + ×:腰が伸びている + ×:脚を組んでいる + 正しい座り方は![MVfiDUPJFVuNOw97/v9yqURPCotiOXgPt.jpg](https://firebasestorage.googleapis.com/v0/b/type-c1c71.appspot.com/o/MVfiDUPJFVuNOw97%2Fv9yqURPCotiOXgPt.jpg?alt=media&token=7fdd8970-a6d2-44f5-baed-54f56cec2e72) + 正しい座り方に座り直す習慣をつけるとよい + Lumo Lift:姿勢が悪くなると振動で教えてくれる - 座る時間を減らす + 15分以上座ると、認知力や集中力が低下する + 立っているほうが認知力、判断力、集中力が増す + 立つと自然と姿勢もよくなる + ふくらはぎもよく動くので血流も改善される ### エンジン3:食事 - ブドウ糖 + 消費量は毎時5グラム + 脳はブドウ糖を備蓄できない + 不足は肝臓のグリコーゲンをブドウ糖に変換 + グリコーゲンも60グラム程度 + 最長でも12時間しか脳にブドウ糖を供給できない - 低GI(glycemic index) + 食事後2時間でどのように血糖値があがるか + 低GI=血糖値が穏やかに上昇 + 血糖値の下降時に集中力が切れる + 低GI食品 * そば、玄米、全粒粉パン * りんご、チーズ、ヨーグルト * マグロ、アボカド、ナッツ類 + 中GI食品 * うどん、サツマイモ、プリン * クッキー、バナナ + 高GI食品 * 白米、パン、カボチャ、せんべい - 間食 + 食事の3時間後が理想 + セカンドミール効果 * おやつの時間帯にこまめにナッツを摂り、脳にブドウ糖を補給し、集中力を回復する - ナッツ + ピーナッツ、カシューナッツ、クルミ、アーモンド、ペカンナッツ、かぼちゃの種、ひまわりの種など + ナッツ類は炭水化物が少なく、タンパク質を含む理想的な低GI食品 + 亜鉛、オメガ3脂肪酸、オメガ6脂肪酸、葉酸、ビタミンE、ビタミンB6が豊富で、これらは集中力、思考力を高める + とくにオメガ脂肪酸は抗うつ効果があり、ポジティブな思考にもつながる - カフェイン + カフェインは認知力の低下を防止する + 過剰摂取は脳へのストレス過敏になる + 効果は飲んだ20〜30分後、眠くなってからは遅い + 90〜150分で効果は切れる + 乳製品の脂肪分はカフェインの吸収を穏やかにする + コーヒーは1日に450mlまで(小さいカップ3杯) + エナジードリンクは125mlまで - 水 + 水分が不足するとウィルパワーが減少し、 + 集中力と記憶力が低下する + 水分不足による低下は歳を取るほど大きくなる + 1〜2時間にコップ一杯が目安 ### エンジン4:感情 - フロー体験 + 100%集中している状態 + 条件 * 難易度がちょうどよい * 自分でコントロールできふ * やった結果が自分の感情を呼び起こす * 行動が中断されない - 喜怒哀楽 + 怒り * 行動力や問題解決能力を高める * 目標志向行動を強く促す * ピークは短い + 哀しみ * 冷静かつ公平な意思決定を促す * 行動力は低下する + 喜び・楽しみ * 想像力を高め、意思決定を速める - エモーショナルプランニング + 怒りの後、難しい問題に取り組む + 楽しみの後、アイデア出しをする + 哀しみの後、1日の振り返りと反省をする ### エンジン5:習慣 - いかに判断や決断を減らせるか - 日常のトラップは減らす->モノを減らす、など - とりあえずボックス + やるべきと関係ないものを放り込む + 双曲割引によって、物理的・時間的に遠いモノに + 価値を低く感じる ### エンジン6:運動 - 20分の軽い運動後、3〜4時間は認知能力、集中力、考察力が高まる - 運動習慣は脳のニューロン成長させ、疲れにくくする - グリーンエクササイズ + 緑の中を5分ほど散歩するだけで、室内で20分運動するのと同様のリフレッシュ効果を得られる + 運動を始めてから最初の5分で、得られる刺激で脳が感じた疲れが取れるが、それ以上は効果変わらない + 陽の光を午前中に浴びると、セロトニンの分泌を活性化できる - やってみよう + HIIT:高強度インターバル(7分間) * 強度の高い運動と少しの休憩を繰り返す * 1時間の運動と同程度の効果を得られる + 階段昇降(10分間) * 1階分20秒で15階程度の昇降 + 1駅分の早足ウォーキング(30分間) * セロトニンが脳内に分泌される ### エンジン7:瞑想 - 灰白質(前頭葉前皮質)を活性化させる最速方法 - 脳が瞑想になれると集中力、注意力が向上する - 30分が理想だが、1回3分でも効果あり - 集中力強化目的では20分を週4回で効果あり - 瞑想時間の累計が3時間/週で注意力と自制心が向上 - 2ヶ月継続すると灰白質が向上し、自己認識力が向上 - 瞑想で得られるモノ 1. リラクゼーション反応 1. 集中力アップ 1. 緊張や不安に強くなる 1. 感情のコントロール力が強くなる 1. 体脂肪が落ちる 1. 睡眠の質が向上する - やり方 + 体を動かさず、じっと座る + ゆっくりと呼吸する * 7秒かけて鼻から吸い、 * 7秒かけて口から吐く - 鼻呼吸 + 集中力を高めるのは口呼吸でなく鼻呼吸 + 口呼吸は前頭葉が休まらず、 + 慢性的な疲労状態になる ## 第3章:疲れをリセットする3つの回復法 ### キュア1:睡眠 - 睡眠不足 + 軽度の前頭葉の前野機能障害 + 注意力が散漫になりウィルパワーが消耗する - 睡眠 + 脳が回復し、経験を記憶に定着させる + 損傷した神経細胞を補強する=ウィルパワー強化 + 東大合格者の平均睡眠時間は平均7時間 + 寝る直前に覚えたことは記憶に残りやすい - 睡眠時間 + 多くは7〜8時間で回復、訓練で6時間まで圧縮可 + 何時間より何時に寝たかが大事 + 22時〜2時に深い眠りに落ちているか + ゴールデンタイムは成長ホルモンが盛んに分泌される - 快眠を得るために - 体内時計を調整する + 体内にセロトニンを溜める + 青魚に含まれるDHAやEPAを摂取 - 体温が下がるタイミングで布団に入る + 入浴後1時間後 - セロトニンを増やす習慣 + 午前10時までに日光を20〜30分浴びる + 散歩などの軽度の運動、リズム運動 + 肉、魚、大豆食品に含まれるトリプトファンを摂取 + バナナ、卵、鶏肉、ひじき等の食品を摂る + 笑う、泣くなどの感情表現 + 音読する - 質の高い睡眠 + 快眠を得る + 瞑想をする + 入眠中に光の刺激を受けない - 起床 + 目覚ましなど騒がしい音で起きない + 騒がしい音は本能的に必要最低限の機能しか起きない + 陽の光で起きる + 眠りが浅い時に起きる - パワーナップ(日中のウィルパワー回復) + 15〜20分の仮眠 + 夜の3時間の睡眠に匹敵 + 回復した集中力は150分持続 + 横になるのが理想だが、座って寝ても効果あり + 20以上寝ると深い眠りに入り逆効果 ### キュア2:感覚から癒す - 目を癒す + 脳は疲れない + 疲れるのは神経と筋肉、集中してるのが目 + 目は心の窓、脳と直結する特殊な器官 + 脳へのインプットは8割以上が視覚からの情報 - アイストレッチ + 目を温める、5分で効果あり + ストレッチ、目を固く閉じてパッと大きく開く + 暗闇で視覚情報をシャットアウト、5分で効果あり - 嗅覚を刺激して癒す + ローズマリー:血流を改善、記憶を改善 + ペパーミント:覚醒効果 + シナモン:認識力と記憶力を高める ### キュア3:手を動かす - 不安を紙に書き出す + 不安がワーキングメモリーを圧迫するが、不安を紙に書き出すことでリセットされる + ワーキングメモリー * 長期記憶、短期記憶とは別の第3の記憶 * 情報を一時的に保つ - 最初の5分に集中する + 最初の5分集中できると、その後も集中力が続く + 簡単な作業や復習から取りくむ ## 第4章:集中力を自動で作り出す5つの時間術 ### 時間術1:超早起き - 朝のゴールデンタイム + 起床後2時間が最もクリエイティブな時間 + 特に朝食からの30分後がゴールデンタイム - サーカディアンリズム + 生活サイクルを通じてつくられたリズム + 体の機能はこのリズム合わせてうまく動く + 4:30、最も体温が低い + 10:00、注意力が高い + 17:00、筋肉効率が高い + 21:00、メラトニンな分泌が始まる - 朝行うべき7つの行動 1. 早起きして、朝食を摂る 1. 朝日を浴びながら軽く運動する 1. モチベーションの上がる話題に触れる 1. 1つ日常の幸せへの感謝を書き留める 1. 「今日が人生最後の日ならどうする」と自分に問う 1. その日の計画を10分以内に立てる 1. 短時間の瞑想を行う + スケジューリングは意思決定が減り、 + ウィルパワーの浪費がなくなる - 集中力を活用した1日 + 朝はインプットする時間 + 昼はアウトプットする時間 + 夜は復習し、定着させる時間 ### 時間術2:ポモドーロ・テクニック - 25分の集中と5分の休憩を繰り返す - 締め切り効果で集中力が増す - 1つのことに集中し、他のことはしない - ドーパミンが分泌され、集中が高まる ### 時間術3:ウルトラディアンリズム - 90分、20分のリズム - このリズムで作業と休息を繰り返す - 20分に昼寝を入れるとよい - 取り組むタスクは1つに絞り、選択を減らす ### 時間術4:アイビー・リー・メソッド - 1つ作業が完了するまで、他のことをやらない - あらかじめTODOを整理しておくことが有効 - 6つのポイント 1. 明日やるべきことを6つメモする 1. 重要と思う順に番号を振る 1. 翌日、この順番に従って仕事を進める 1. 全部できなかったら、忘れる 1. 上記を丁寧に繰り返す ### 時間術5:スケジュールに余白を作る - 週の2日間は空けておく - 1日のうち1〜2時間、怠ける時間を作っておく