# トランプハグルミステリー 3~6人 / 20分 これはマーダーミステリーからストーリー性を取り除いた、短時間多人数向けのゲームです。 プレイヤーは個々人で勝利点の最大化を目指します。勝利点の決め方などのルールの一部は個々人に配られるルールカードに書かれており、得点計算フェーズまで全体には開示されません。 21~24枚のルールカードとトランプを使います。 ## ゲームの目的と流れ - 準備フェーズ(1分程度) - カードを配る、キャラクタ選択、配られたルールを読む - 6人の時全員対象ルール3枚ずつ、トランプ8枚ずつ48枚 - 5人の時全員対象ルール3~4枚、トランプ8枚ずつ、ルールの足りない2人にトランプ追加4枚 - 4人の時全員対象ルール4~5枚、トランプ9枚ずつ、ルールの足りない2人にトランプ追加4枚 - 3人の時全員対象ルール6枚、トランプ10枚ずつ - あまったトランプは中央に6つの山にして共有カードとする - 交渉フェーズ(10分) - プレイヤー同士が情報交換や交渉、ルールと犯人の推理などを行う。 - 3分・6分・10分経過時にベルが鳴る(計3回) - 投票フェーズ(考える時間を1分程度取ってから投票) - 投票結果に応じて得点が加減算される。 - 得点計算フェーズ(5分) - GMが順にルールを開示して計算する ## 全員対象公開ルール - 個々人が勝利点を最大化するゲームです、勝利点の決め方はルールカードに書かれています - 21~24枚のルールカードに、全員が対象のルールまたは所有者のみが対象のルールとが書かれている - スートとはハート, スペード, ダイヤ, クラブのことである ### 交渉フェーズに関するルール - 交渉フェーズ中、カードの開示、密談、共有カードの獲得、伏せカードの獲得ができる - **カードの開示** とは、トランプを自分の場に出すことである - この時、2枚目以降のトランプはすでに開示したトランプの右または下に繋げなければいけない - 一度開示したトランプを手札に回収することはできない - **密談**について - 密談中、トランプおよび「譲渡不可」と書いていないルールカードは双方の合意があるなら譲渡OK - 密談中、トランプおよび「秘密情報」と書かれていないルールカードを密談相手に見せることはOK - **共有カードの獲得** とは、中央の共有カードの場から1枚を取って手札にいれることである。 - この時「共有カードを獲得します」という宣言と、何のカードを取得したかの宣言が必要である。 - 共有カードの獲得ができる条件はルールカードに記載されている。 - **伏せカードの獲得** とは、中央の共有カードの場から1枚を取って自分の場に伏せることである。 - この時「伏せカードを獲得します」という宣言と、何のカードを取得したかの宣言が必要である。 - 伏せカードの獲得ができる条件はルールカードに記載されている。 - これは開示ではなく、他のカードに並べる必要はない。