# makeのつかいかた こんにちは。webチームの黒岩です。 今回は、コンパイルやインストールを一括処理するのにかなり便利な「make」コマンドの概要と使い方を記載しています。 ## makeとは何か makeは主として、C言語やC++などコンパイル型のプログラミング言語で記述されたプログラムを容易にビルドするためのツールとして開発されました。コンパイルと実行をコマンド一つで行うようにするためのツールということですね。 しかし用途はそれだけでなく、ソフトウェアの一括インストールにセットアップなどもコマンド一つで行えるようにすることが可能です。 一言で表すと、「***バッチファイルの上位互換***」といった方が適切だと思います。 makeは行いたい処理を記入したファイル「``Makefile``」を呼び出すことで実行されるので、処理をファイル一つにまとめて一括実行という点では実質バッチファイルといえると思います。しかしバッチファイルにはない機能が多数あるのでそちらの紹介も行います。 ## 導入方法 makeをインストールすることで使えます。 ``` sudo apt install make ``` ## Makefileについて 「Makefile」は、makeコマンドが読み込んで処理を行うファイルで、コンパイル、依存関係の管理、インストールなどのルールを記述します。Makefileには、ファイルの生成手順や、プログラムを構成しているファイル同士の関係を記述します。 特徴は以下の通りです。 - 変数を定義することができる - 処理群をグループ化してそのグループごとに呼び出すことが可能 ## Makefileの基本構造 Makefileはざっくりと以下の構造になっています。 1. Makefileの中で用いる変数(マクロ)の設定 2. ルール(コマンド)の記述